海の底から

備忘録

アシタカとサン

 金曜ロードショーで、『もののけ姫』を観ました。
 途中、「ポ~ニョ、ポニョ、ポニョ」のCMが流れると、シリアスな世界観が吹っ飛ぶので、困りましたww
 いや、もちろん嬉しいですとも。 やっと『崖の上のポニョ』が、2月5日、TV初放映されるんですから!
 
 
 『もののけ姫』は、観る度に圧倒されてしまって、未だに理解できてない作品です。
 できてないけど、それなりに思ったことを。


 主人公のアシタカは、自分の村を守るために、猪神・ナゴの守を殺します。
 そのせいで、猪神から、死の呪いをかけられてしまいます。

 でもナゴの守が、人間に住み家を奪われ、仲間を殺された恨みで、タタリ神になってしまったことを知り、とても哀れみます。
 ナゴの守を追いやった、エボシ御前のことも、アシタカは恨もうとしません。
 エボシも、自分の村を守るために、戦っていたからです。

 サンは、山犬神・モロの君に、生け贄にされた娘です。
 モロの君は、サンがあまりに哀れだったので、殺さずに育てたみたい。 実の母子以上に、深い絆で結ばれています。
 その反動もあってか、サンは人間をひどく憎んでいます。 自分を捨てた親も含めて。

 だからサンは、「そなたは美しい」とアシタカに言われた時、あんなに驚いたのでしょうか。
 きっと、人間である自分を、すごく嫌っていただろうから。

 アシタカとサンは、好き合っているけど、ラストでは離れ離れになってしまうんですよねー。切ない。
 共に生きると言ったって、タタラ場と森に分かれて、どうやって生きるんでしょう?

 同じ過ちを繰り返しながら、それでも生きるのが人間なら、いっそ滅びてしまえ…と、思いたくなるんですが、2人を見てると、そうは思わないんです。
 シシ神が、アシタカを許してくれるからかな?
 なんで呪いを解いてくれたかは、人間の私には考えが及びません。 神のみぞ知る、です。

 『もののけ姫』を観てから、身近な自然をよく見るようになりました。
 桜の木が寒さにじっと耐えていたり、スズメが羽をふくらませて日向ぼっこしている姿に、じーんとする今日この頃です。
 冬来たりなば、春遠からじ、ですね。
 

テーマ:スタジオジブリ - ジャンル:映画

  1. 2010/01/09(土) 23:21:17|
  2. アニメ>ジ.ブ.リ
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