海の底から

備忘録

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

『君に届け』 12巻

 『君に届け』最新12巻ゲットでーす!
 コミックスを読むたび思います。
 カラーページが白黒なのが、本当に惜しい!

 内容は、爽子と風早、疾風怒濤のおつき合い編です。
 二人が目線を交わしたり、手をつなごうとするだけで、なんでこうも胸が打ち震えてしまうのかな?
 自分でも不思議なんですけど、『君に届け』はそういうマンガなのです。
 …としか、言いようがないです。
 
 
 コミックスを読んで、ちょっと思ったことなど。

 風早が「すき」だと繰り返し言っていたにもかかわらず、爽子の中には不安が渦巻いていました。

 なぜでしょう?
 初めてのおつき合いだから?
 周囲の冷たい視線のせい?

 互いに告白して、両思いになった二人。
 好きな人が、自分を好きでいてくれる。
 それだけで奇跡なのに、いつしかそれ以上を望んでいたように思います。

 相手にも、自分と同じくらい、自分を好きになって欲しいと。
 好きなのは、自分だけじゃないか…って、不安を消したいから。

 恋が、人をエゴイストにする所以ですね。
 これは爽子たちにとどまらず、恋そのものの奥に隠された哀しみでもあるように思われます。

~由良のとを わたる舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋の道かな (曾禰好忠)~

(由良の瀬戸を渡る舟乗りが、櫂を失くして漂うように、この恋の行く末は、誰にも分からない)


 …なんて歌が、百人一首にありましたね。
 海に漂うような孤独と不安は、昔も今も 恋に付き物のようです。
 で、ふと思い出したのが、こちらの作品。
 私の大好きな漫画家、山岸涼子さんの短編です。

ブルー・ロージス―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)ブルー・ロージス―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)
(1999/11)
山岸 凉子

商品詳細を見る

 『ブルー・ロージス』は、傷つくのがこわくて男性と向き合えない黎子(たみこ)が、一人の男性に愛され、自立していく様を描いた物語です。('91)
 その中の彼女の台詞が、鮮明に頭に焼きついています。

<自信とは 愛情だった
 人は自己(おのれ)の器一杯に 愛を満たされて
 はじめて自分を 愛することができる>


 自分を信じると書いて「自信」。
 自分を愛せなければ 自分を信じることはできない、という真実に、目から鱗でした。

 女の子は少々高飛車なくらい、自信満々でいる方がいいと思います。
 だから風早、もっと頑張れ。
 爽子が不安に苛まれずにすむように。
 爽子がいつも自信を持てるように。


【過去記事】

・ 別マ7月号感想 (episode47. ちょっとだけ)
・ 別マ8月号感想 (episode48. 普通に見える?)
・ 別マ9月号感想 (episode49. 嫌いになんて なるわけがないんだ)
・ 別マ10月号感想 (episode50. 大きな声で)
 

テーマ:君に届け - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2010/09/26(日) 22:30:48|
  2. 君.に.届.け
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<『借りぐらしのアリエッティ』 感想3 | ホーム | 宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://umi88.blog54.fc2.com/tb.php/1153-2870291f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

藍田海

Author:藍田海
・ Twitter

最近の記事

カテゴリー

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。