海の底から

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『借りぐらしのアリエッティ』 感想3

 「会社休業日×映画1000円デー」
 という貴重な1日を、映画のハシゴに費やしました。
 わー、こんなことしたの初めて!
 鑑賞作品は、『借りぐらしのアリエッティ』と『君に届け』。
 以下は、アリエッティの感想です。
 
 
 最近ゲットしたサウンドトラックを聴きまくっていたら、もう一度、アリエッティと翔に会いたくなりました。
 それにスタジオジブリの作品は、映画館の大きなスクリーンで観るのが1番!

 この作品では、床上に住む人間の暮らしと、床下の小人たちの暮らしが、対照的に描かれています。

 物質的には豊かだけど、つながりの薄い人間たち。
 貧しいけれど、助け合って生きる小人たち。
 どちらに惹かれるかといわれれば、やはり小人たちの暮らしです!

 例えば、虫の羽で作った羽ペン。
 洗濯物の綱を張る滑車に、ミシンのボビン。
 指貫は、鉛筆立てに。
 とにかくディティールに凝った小道具の数々を、見つけるのが楽しいです。

 翔とアリエッティの関係も、対照的。
 病を抱える翔は、仕事が多忙な母親となかなか会えません。
 両親に見守られ、いつも元気はつらつなアリエッティとは全然違います。

 お母さんのホミリーが縫った服を着て、お父さんのポッドが作ったマグカップで、お茶を飲む。
 なんて贅沢で、あたたかな光景。
 羨ましくて、胸をかきむしるほど切ないです。

 別の世界に生きる翔と出会ったことで、アリエッティの生き方は崩されます。
 今までの生活や、価値観も。
 内面的にも、毛虫が蝶に変わるくらいの劇的な変化を遂げます。
 その短いさなぎの時期が、よく描かれていて、すごく共感しました。
(頭から毛布をかぶって、泣きながら眠る姿は、本当にさなぎみたい)

 最初の出会いから惹かれて、なぜだか会いたくて、時には言い合いもして、ラストの別れは笑顔で。
 もう二度と会えないかもしれないのに、なんて前向きな二人。
 アリエッティと翔のことを、また好きになりました。

 -・-・-・-・-・-

 小人たちは本当に、「滅びゆく種族」なのでしょうか?
 確かに翔に見られたことで、結局は住み処を失い、人間に捕まってしまうような、もろい生活です。
 でも、彼らは弱くはありません。
 危険を切り抜ける知恵を持っています。

 お手伝いのハルさんは、小人の借りぐらしを「泥棒」といってましたが、それをいうなら人間の方です。
 自然の恵みを根こそぎ奪って、他の生き物に分けない、ケチん坊なんですから。
 そのうち、大気まで奪い合いになるかも…まさかね。



【過去記事】
『借りぐらしのアリエッティ』 感想
『借りぐらしのアリエッティ』 感想2
 

テーマ:映画 - ジャンル:映画

  1. 2010/09/30(木) 23:46:07|
  2. アニメ>ジ.ブ.リ
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