海の底から

備忘録

漫画『全力ウサギ』

 町の図書館で、『全力ウサギ』(イケダケイ 著 メディアファクトリー)を借りて読みました。

 ウサギゆえに、癒し系ギャグ漫画?
 かと思いきや、厳しい現実に四苦八苦しながら、全力で生きるウサギたちの生き様が、ユーモラスに描かれていました。

 いやー久しぶりに、腹がよじれるほど笑いました。
 笑いすぎて泣いたのも、久しぶりでした。

「全力ウサギ」オフィシャル・ホームページ → http://www.zenryoku-usagi.com/
 
 
【あらすじ】

 皆から可愛がられ、のほほんと生きてきた、癒し系ウサギ、ミナライ。
 その彼が、突然、全力工務店で働くことになった。

 全力で働き、全力で食べ、時には全力で泣きながら、個性的な仲間たちと共に、日々を生き抜いてゆく。


【感想】

 アニメ『全力ウサギ』の監督が、鏑木ひろさん(現在『君に届け 2ND SEASON』に全力投球中)だったことから、この本に興味を持ちました。
(アニメもいつか見てみたい)

 何気ない日常の中にある喜怒哀楽の他に、人情話もあり、ついホロリとさせられました。
 みんな苦労しながら、それでも生きているんだよな、うん。

 主人公のミナライ君の生き方は、基本的に自由気ままです。 ウサギだからw
 稼ぎを全部食費にぶちこみ、全力で食べ尽くし、全力で後悔する毎日です。

 工事現場で、うっかりミスを連発するミナライ君は、どやされてばかり。
 困難に直面するたび、臆病な彼は、泣きながら逃げてばかり。
 そんなミナライ君が、自分に出来ることを見つけて、持ち前のガッツと根性で、切り抜けていく姿に、うるうるしました。

 ミナライ君は、最初何も出来ない、ただのウサギでした。
 問題が起こるたびに、全力で落ち込みながら、それでも全力で生きていミナライ君に、共感しました(´∇`*)

 ミナライ君が、いろんな人に助けられながら、誰かを助けられるようになってゆく姿は、全力で応援せずにはいられませんでした。

 頑張っても空回りなミナライ君、笑っちゃうんだけど、妙に切ないのです。
 お金がなくて、全力電気止められ中の部屋の室温が-2℃とか、やけに現実的。
 とことんひたむきで、ちょっと不器用な、ミナライ君たちのような生き方が、あってもいいなと思います。


 昔話や童話に出てくるウサギは、どちらかというと、ずる賢いイメージがあります。
 「かちかち山」とか、「因幡の白ウサギ」とか。

 イソップ童話の「ウサギとカメ」では、せっかくの逃げ足を生かさず、鈍足のカメに負けてしまってアホやなーと、子ども心に思っていました。

 ----持って生まれた才能をないがしろにすると、ひたむきな努力家に負けることがある----
 という教訓も、ウサギが間抜けすぎて、素直に納得できませんでした。

 それに実際は、全力疾走するウサギばかりで、私のようなのろまなカメは、勝負にすらなりません。
 現代社会では、なかなか全力で生きられないから、ミナライ君たちのことを、いいなあと思うのかもしれまんせんね。

 他のキャラでは、オジョウがお気に入り。
 闘争心がハンパない! それでいて編み物が上手だったりする、そのギャップに胸キュンです。

 元・暴走族のソウチョウ、顔はコワモテでも、家では9人の子の父親。 ウサギだけに子沢山w
 実は1番の常識人と思われます。
 「夜露死苦 仏血義理(ヨロシク ブッチギリ)!!」 ←ソウチョウの台詞に吹いたw


 え? なんで図書館に漫画があるのかって?
 そりゃ、我が町の司書はセンス良いですから。 ビバ図書館!

 

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2011/03/01(火) 06:55:55|
  2. 本&漫画
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