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恋する日本語

 木曜深夜に放送中の『恋する日本語』(NHK)を最近見始めましたが、面白い。
 なのに、次の回でもう終わるなんて、殺生な。

 放送作家・小山薫堂さんの書いた本『恋する日本語』(幻冬舎文庫)をもとに、ドラマ仕立てでお話が展開します。

“日本語は人が恋をするために生まれた言語である”

 をモットーに、言葉のアンティークショップ『ことのは』にて、マダム(余貴美子)が、恋にまつわる美しい日本語を伝授します。
 
 たとえば…

・恋風(こいかぜ)…(風が冷たく身にしみるように)恋しさが心にしみること。
 切ない恋心をたとえていう。

 「恋風」と聞いて、恋する風早のことかと思ってしまいましたorz

 この番組で古い言葉を新しく覚えるたびに、古語辞典をパラパラめくって、自分でも調べるのが楽しいです。

 昔は「」という字を「孤悲」と書いていたとか。
 孤独に悲しむ…恋の本質を、ズバリ言い当てています。

 他にも、「かなし」は「悲しい」ではなく、「いとおしい・かわいい」と言う意味だったそうです。

 多摩川に さらす手作り さらさらに なにそこの娘(こ)の ここだかなしき
  東歌(あづまうた)・武蔵国歌 (万葉集 巻14・3373)


(意味…多摩川にさらさらさらす手織り布、流れで白さが増すように、さらにさらに、なんでこんなにこの娘が愛しいのか)

 「やさし」は「痩す」から生じて、「やせ細るほど恥ずかしい」という意味だったとか。

 世間(よのなか)を 憂(う)しとやさしと 思へども 飛び立ちかねつ 鳥にしあらねば
  山上憶良(やまのうえのおくら) (万葉集 巻5・893)


(意味…この世の中を、いとわしいところ、恥ずかしいところと思うけれど、飛び立ち去ることも出来ない。鳥ではないのだから)

 ネットから生まれる新語、造語も面白いけれど、古いことばには、歴史の重みがあります。
 日本語って奥深いですね。
 

テーマ:NHK - ジャンル:テレビ・ラジオ

  1. 2011/03/09(水) 22:44:00|
  2. ことば
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