海の底から

備忘録

アニメ2nd ep.12 大事な人

【あらすじ】

 爽子と風早の仲をやっかむ女子生徒らが、中傷まがいの噂をしていました。
 学校祭のあとかたづけをしていた爽子は、それを耳にし、呆然と立ち尽くすのでした。
 
 
 爽子は、恋のライバル・くるみにけじめをつけるため、会いに行きます。
 すると、くるみがユカたちに言い募る場面に、居合わせました。

「爽子ちゃん以外は みんな一緒よ」
「風早が 決めたことよ!」

 風早が爽子を好きな事実を、くるみはきっぱりと、ユカたちに突き付けました。
 千鶴とあやねは、ユカたちを説得して、彼女らの悲しみを鎮めるのでした。

 爽子は、くるみと話をするため屋上へ。
 風早に告白して、つきあうことになったと、爽子はくるみに報告しました。
 率直に語る爽子に、くるみも本心を打ち明けます。

「言ったよね わたしはちゃんと伝えたって……
 爽子ちゃんが いたからよ

 爽子ちゃんがいなかったら――
 …わたしは 風早に気持ちなんて伝えられなかった

 爽子ちゃんが ライバルで 良かった」

 爽子のいない所で、少し涙を流して、くるみの片想いは終わりを告げました。

 爽子は、この恋を、風早を大事にすると、頬を伝う涙に誓うのでした。


【感想】

 終わってしまいました。
 寂しいーーっ!

 アニメ2期は、始まりも終わりも、くるみがおいしいトコ取りしてしまいましたw

 2期のストーリーは、表は爽子の恋物語、ですが裏は、くるみの贖罪の物語…として描かれています。
 恋の障壁・爽子を陥れようと画策し、傷つけたことに対する、報い。

 くるみは、風早と両想いになるために、散々酷いことをしました。
 誰を犠牲にしても構わないやり方で。

 ユカたちを利用して、爽子の黒い噂を流したり。(1期ep.4~6)
 風早に、爽子と龍の仲を見せつけようとしたり。(1期ep.12~13)
 結局、悪事がバレて、爽子が許して、一件落着…となるのですが。

 2期でも、初っ端からくるみに意地悪され、爽子はバレンタインチョコを渡しそびれてしまいました。不憫。
 しかし、ただの意地悪とはちょっと違うな、と段々分かってきます。

 だって↓の台詞(ep.7)、爽子のために言ってるとしか思えません。

「私はちゃんと伝えたもの……ふられたけど!
 …ちゃんと間違いなく伝えた!! 一緒にすんな!」

 好きならちゃんと伝えろ!と かなり手厳しい叱咤激励でした。

 もしこの世界に、爽子と風早だけだったら、こんなゴチャゴチャは起こらなかったのに。
 でもそこを避けては通れません。

 好きな者同士 以外の誰かが介入することで、苦悩もするけど、助けられたりもするんです。
 だから人とのつながりって、ややこしくて面白いんです。
 …すっごい面倒臭いんだけどね。


 風早が告白した時(ep.10)チラッと見えた、長い栗色の巻き毛の子、くるみですよね。
 海での仲良さそうな爽子と風早(ep.11)も、見てしまいました。
 この先も、二人を目にし続けるでしょう。

 好きな人が、他の人とつきあうのを、卒業するまで見せつけられる。
 これ以上の罰はありません。

 くるみは二人を目にするたびに、胸がちくっとするんでしょうね。
 一区切りついたと思いたいけど、そう簡単に 忘れられっこないから。

 しかし、誇り高い彼女に、同情など してはいけないと思います。

 -・-・-・-・-・-

 最終回だけあって、全キャラの持ち味が出た良シーンが満載でした。

「…くるみちゃんのライバルは …私なので」
 爽子、格好いい! 男前! 惚れ直します!

 千鶴も超格好いい!
 大失恋した経験が、ユカたちの説得に生かされました。

 くるみにまでフォローをするあやねちゃん、やさしいです。
 計算なんかでは、人の心を揺さぶれませんよ。

 ケントは屋上で、掃除をサボってましたねw
 今回は、余計なお節介はしない代わり、本音も冗談で隠した感がありました。


 「彼氏の特権」で、爽子のゴミ捨てを手伝う風早。
 すっかりのぼせちゃってます。 もう爽子しか見えない状態w

 ゴミを半分ずつ持って、一緒に行ってもらおうとする爽子。
 その奥ゆかしい無邪気さが、風早の心をわし掴みにして離さないのです。

 風早の説明によると、あの大胆な
「すきだよ!」は、
「やろうと思ってやったんじゃない」
ですって。 おみそれしました。

 恋はそこまで人を変えるんですかね。
 まあ、爽子へのフォローを忘れないあたり、風早らしいです。
 

「よぉーっしゃーっ」
ってガッツポーズしながら、自転車を駆る風早、いい笑顔でした。
 あそこだけ、急に躍動感があって、目立ちすぎるくらい良いシーンでした。

 アニメでは、下手な絵と同じくらい、上手い絵も目立ってしまうそうですね。
 でも違和感が出るので、作画担当が原画を統一させて、目立たなくさせるそうです。

 爽子の涙が、より引き立つ演出でした。
 今までずっと、原作に忠実に作ってきた鏑木監督は、本当はこういうのを描きたかったのかな。

 風早は、爽子の涙を見ていません。
 爽子も言わないでしょう。
 言わなくても、同じ気持ちを分かち合える二人であって欲しいと、私も願っているのです。

 エピローグは、初デートの風景をちらっと。
 ああ、これだけで、1話丸ごとやって欲しかったです!

 ep.1で渡せなかったプレゼントを渡して、お話がくるりと輪を描いて閉じる、円環的結末。
 風早も、まっすぐで直情的な恋愛感情に、包み込むやさしさが加わった感じ。
 二人に相応しい、きれいにまとまったラストでした。


 そういえばAパートで、ちょっと茂木っち似の通行人がいたような。
 「またお会いしましょう」という、シリトド・上田アナの台詞も気になります。
 …3期、期待しちゃっていいんですか!? 
 ぜひぜひ、お願いします! ずっと、待ちますから!<(_ _)>
 

テーマ:君に届け - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2011/04/18(月) 02:34:56|
  2. 君.に.届.け
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