海の底から

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『君に届け』 episode 60 感想

'11-09-13

 『君に届け』コミックス最新14巻を、くまざわ書店で買ったら、コースターがついてました。
 今月号の付録・不思議の国の爽子の絵でした。
 全然知らなかったから、こういう不意打ちはうれしいですね。

 以下、別マ10月号ネタバレ感想。
 
 
【あらすじ】

 高校2年最大の行事・修学旅行が終わりました。
 爽子・あやね・千鶴の仲良し3人組は、爽子の部屋で、写真片手に、旅の思い出を語り合います。

 旅行中に茂木と別れたあやねは、ささくれた気分を隠しもせず、言い放ちました。

「しゃーないじゃん  いーよ もー 別に
 めんどくさいから 変な気も遣わなくていーから
 よく考えたら 全く好みでもなかったしねっ
 以上!!」

「す…すげえ やさぐれてんなー」

 と、呆れ気味にぼやく千鶴と、そっとお茶を淹れる爽子。
 二人とも、腫れ物に触るように あやねに接します。

 一方、千鶴も嫌な思い出を蒸し返されて、ご立腹。
 龍を好きな女子と口論になった直後の、怒り顔の自分の写真を、破いてしまいます。
 そこには、千鶴を気にかける爽子と、龍が写っていました。

 この事件が元で、龍に告白された千鶴は、その後どーなのかを問われると、

 「ん? 普通だよ
 喋るし 家にも行くし 今までとなんも変わんないよ」

と言いました。
 来月の龍の誕生日も、今まで通りプレゼントするつもりです。

「別につきあってても つきあってなくても 一緒じゃん」

とあやねにつっこまれると、千鶴は真っ向から否定しました。

「だって つきあうって あれじゃん!!
 ちゅっ ちゅーとか するんじゃん…………!!!」

 千鶴の台詞にビクーッと過剰反応する爽子。
 「……したの?」という問いを、打ち消すのに必死です。

 千鶴にとって龍は、幼なじみ。 それ以上でも以下でもない。
 つきあうとか、別れるとか、今の関係が変わることさえ、考えたこともないのでした。


 2-Dの教室では、龍が担任のピンの伝言を、千鶴に伝えていました。
 進路調査票をテキトーに書きなぐった千鶴は、書き直すよう命じられていました。
(第1志望・ラーメン 第2志望・ぎょうざ 第3志望・チャーハンw)

 あやねが風早に、旅行写真を渡そうと声をかけると、爽子はドキッとしました。
 あやねとケントにからかわれながら、爽子の写真をもらう風早。
 
「…今日 一緒に帰る?」
「あっ うっ …うん…」

 風早が誘って、爽子が応じる、いつもの会話。
 千鶴やあやねには、相変らず仲がいいように見えますが、どことなく よそよそしさが漂います。

 あやねは、ケントにじっと見つめられて、気まずそうに目を逸らしました。
 修旅最終日、ケントの前で泣いてしまったことが、恥ずかしかったのです。

 帰り道、風早と並んで歩く爽子は、以前より距離があいたような気がしました。
 夏の浮かれた暑さが遠ざかると、手をつなぐことも、名前で呼び合うこともなくなり、少し会話も減ったような気がしました。
 冷たい木枯らしが、二人の間を通り抜けて行きます。


 ある寒い日の昼休み、あやねは、ケントと仲の良い女子グループに声をかけられました。
 ケントがだいすきな彼女たちから、あれこれ聞くうち、あやねの中でケントの存在感が、増してきました。

 学校が終わり、あやねは駅で、電車を待っていました。
 すると、反対側のホームに、ケントの姿が。
 にこやかに手を振るケントを無視できず、困り果てるあやね。
 ケント側の電車が来て、あやねがほっとするのも束の間、後ろからケントが現れびっくり。
 つい、いつもの口調でケントを罵ってしまいました。

「ひっどいなーー!!
 でも いつものあやねちゃんだ!
 来たかいあった!」

 あやねは、いくら避けても めげずに声をかけ続けたケントに、やっと本心を言いました。

「恥ずかしかったんだもん
 やだもう ケント あれから めっちゃ こっち 見てんだもん
 別に あたし ほんとはあんまり 泣いたりとかしないんだからね 普段
 やっ だからって あの時すごいつらかったとか いうわけじゃ――」

 やさしい目をして聞き入るケントが、ふいに真顔で問いかけました。

「なんで あやねちゃんのこと 見てるか 分かる?」

 今まで見たこともない、ケントの真剣な表情と、やさしい笑顔。
 あやねは戸惑いを覚えながら、何も言えずに電車に乗り込みました。
 ケントは、いつものおどけた笑みを浮かべて、あやねを見送りました。


 風早は、龍が千鶴にふられたと聞き、驚いていました。
 そのあと大丈夫なのかと心配する風早に、龍は、

「まぁ 千鶴が そういう反応するのは わかってたから
 俺は なんか すっきりした」

と答えました。

 千鶴は母親のおつかいで、料理を龍の家まで持って行く道すがら、考えていました。
 龍と自分の関係について。
 いつもそばにいて、なんでも話せる、幼なじみ。
 そう思っていたのは千鶴だけで、龍は、ずっと千鶴のことが好きだったのでした。

 玄関前で 風早に出くわした千鶴は、料理を風早に預け、龍とは会わずに帰りました。
 龍の気持ちとは裏腹に、千鶴は、今までの関係が終わってしまったことを、悲しく思うのでした。



【感想】

 連載再開、待ちかねました! 会いたかったよ爽子ー。
 が、リスタートはおそろしく冷めた感じで……あれ~?

 静かに燃えるろうそくの炎が、風でゆらめいている感じ。
 今にも消えそうな、もっと燃え上がりそうな、どっちつかずのゆらゆら。

(どうでもいいけど、爽子の家のマグカップが、壷のように大きくて、厚みがあって、あたたかそうです。 私もこういう冷めにくいのが欲しい)


 さて、千鶴ですよ。
 千鶴にとって龍は、恋愛対象じゃなかったんですね、本当に。

 でもね、千鶴さん。 あんまり身近にいすぎて、そう見られなかっただけなんじゃないかと、私は思うのですよ。
 いっぺん龍から離れて、ひとりで考える時間を持つのも、悪くはなくってよ。

 龍は、今まで辛かったでしょうね。 好きな子に、男として見られてなかったんですから。
 しかもライバルは、実の兄。

 だから、『君に届け』の中では、龍が一番大人なんですよね。
 一番しんどい思いを抱えてきたから。 よっ、男の中の男!


 そんな、龍の爪の垢でも 煎じて飲みやがれ!と 叱りたいのが風早。

「………日 ………短くなったね」

 ですって。 その会話、去年もしてませんでしたっけ?
 進歩のないヤツ。

 風早は、(まじめにつきあうんだ)と誓ったとおり、彼女を大事にするつもりのようです。
 つまり、なにもしない。
 このエエカッコしいめ。 彼女が隣で寒がってますよ。

 傍目には、仲良さげだけど、なんでそんなぎくしゃくしてんのさ、お二人さん。
 恋愛初期の高揚感は、もう消えたのでしょうか?

 会話が減り、手も繋がず、よそよそしく歩く。
 こんなの爽風じゃなーい!
 心にすきま風が吹き抜けて、私も寒いです。

 ところで風早、今号では ネクタイしてますね。
 式の日以外は、ネクタイしない派じゃありませんでしたっけ?
 真面目な彼女に合わせてるのでしょうか?

(またどうでもいいけど、爽子のフリフリレースのパジャマ写真、超可愛いお姫さまみたい今月のベストショット! 変なメガネかけたのも好き)


 爽子は、いつにも増して、つつましやかでしたね。

(なんか 私 期待してるのかな… うわあーー は 恥ずかしすぎるーー!!)

 とか、乙女の恥らう姿は、悩ましくも愛くるしいですね。
 寒いから、手をつないでもいい?って、自分から言えばいいのに。
 そういえば、こんな歌がありましたね。

「寒いね」と話しかければ 「寒いね」と答える人のいるあたたかさ
 (『サラダ記念日』 俵万智)


 爽子と風早の恋って、こういうほんわかした感じがして、好きなんです。
 なのに、相手の出方が分からなくて、当たり障りのない事しか言えない今の状態は、本当に寒いです。
 もっとおしゃべりしよう、ことばのキャッチボールしようよ (ToT)


 そもそも 恋愛 という日本語は、幕末までありませんでした。
 英語の「LOVE」をどう訳すか、から、恋愛という言葉が生まれ、明治時代に定着していったそうです。

 昔、万葉集では、恋のことを「孤悲(こひ)」と書いていました。
 離れているものごとを 思い慕うことを、恋といったそうです。
 孤独に悲しむ…言い得て妙。 恋に孤独は付き物なのですね。
(『恋する日本語』というTV番組でいってた)


 あやねちゃんが、ケントガールズとトークバトル勃発かと思いきや、ほのぼのケントほめトークでした。
 あやねちゃんのなかで、ケント株急上昇w

 教室のドアで鉢合わせしたら、あやねちゃんにゆずるレディファーストなケント。
 ゆとりがあって、嫌味がない紳士らしさですね。 お前、本当に高校生かw

 今回、ケントが電車通学なのが発覚しました。
 あれ? あやねちゃんは、徒歩通学のはず。
 遠くの街の 進学塾にでも 通ってるのでしょうか。
 それとも買い物? 学校帰りに電車で?
 はたまた病気で通院? いやまて、やっぱ塾かな?

 で、あれ以来恥ずかしくて、ずっと避けてたケントと、少し話しました。
 ケントは上手いですね。
 二段構えの攻撃で、あやねちゃんの心を開くのに成功しました。

「なんで あやねちゃんのこと 見てるか 分かる?」

 意味親なケントの発言に、はっとなるあやねちゃん。
 その熱視線に気づかぬほど、あやねちゃんは鈍感ではありません。
 恋愛巧者の二人の腹の探り合い、面白かったです。

 もう「オレとつきあう!?」なんて軽々しく言わないケント。
 だからあやねちゃんも気づいたんですね。 ケントが本気だって。
 さて、どーなることやら。

 でもなー、ケントがまじであやねちゃんに惚れるとは 思ってなかったです。
 いつスイッチ入っちゃったんでしょうね、困ったねこりゃ。

 私は、最終的には あやねちゃんとピンだと にらんでいます。
 というより、あやねちゃんには、自分から誰かを好きになって欲しいのです。
 そのステップアップになるなら、ケントとの恋も、アリかな~なんて、思わなくもないけど。


 そうそう、別マヒロインズのプロフに、目が飛び出ましたΣ(゜ロ゜;)!!
 爽子の身長・体重・スリーサイズまで、詳しく書かれてました。
 BMI17.19!? 痩せすぎです!(標準値は22) もっと食え!

 太ってない子までダイエットに走ってしまうから、こういうのはあんまり載せない方がいいと思います。
 編集部は、女の子に対する思いやりがないなあ。

 爽子は連載初期より顔に丸みが出て、可愛くなりましたよ。
 でも身長2センチ伸びて、体重が変わってないのはおかしいな、うーん。

 爽子の愛読雑誌、『趣味の園芸』w 変なトコで気が合うなww
 いいですよね、土いじり。
 植物が育っていくのも、泥んこになるのも楽しいし、造園家のお兄さんたちも、格好いいし////

 そういえばマーガレットって、ギリシャ語で、“真珠”という意味だそうですね。
 花言葉は、「心に秘めた愛」「誠実」。
 爽子の心に秘めた想いは、いつ風早に届くのでしょうか?
 

テーマ:君に届け - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2011/09/14(水) 00:45:38|
  2. 君.に.届.け
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