海の底から

備忘録

『君.に.届.け』 episode 74 感想

 今月は、ほうれんそうでいってみよう。
 ほうれんそうとは、ほう-報告、れん-連絡、そう-相談 のこと。会社で使う、コミュニケーションの手順です。大事なんですよ。
 
 
【報告】
 ケントがあやねとつきあうことになったことを、風早に報告。
 爽子とあやねが、昨夜の出来事をそれぞれ報告。
 千鶴の報告は次回。

【連絡】
 黒沼家では本日25日夜、クリスマスパーティーを開く模様。
 風早は未明のイタ電により、寝坊している模様。
 龍は出番無し。(千鶴の報告に合わせて、来月活躍する可能性アリ?)

【相談】
 (個人的なことですが…)表紙の龍の目が、いつものシャープな切れ長の目にあらず。唯一の出番であるにもかかわらず、決め顔になっていない。修正請う。


 懐疑と不安にさいなまれた長い間のもやもやが 嘘のように心晴れやかです。
 いいですねえ、仲良しのあやね・千鶴と、爽子の部屋でガールズトーク。
 爽子はあれ、チューしたことまでは言ってなさそうですね。修学旅行でしそうになったことは打ち明けたかもだけど。あやねに目撃されたし。
 それで、すれ違ってギクシャクしてたけど、気持ちを再確認できたって説明したのかな。こういう省略シーン、すんごい気になるんです(´∀`;)

 で! あやねの「彼氏」発言に、どっきどっきしました。
 ただのクラスメイトが彼氏に昇格するまでの一部始終を、読者は見てしまったんですね。
 「間違いじゃないと思う」のあやね、可愛い中にも女の色香が漂ってます。女の子は、どんどん変わっていくんですね。男の子は、ボケボケしていられませんよ。

 で、千鶴はネクストか。千鶴の話が1番聞きたかったのに、待て次号とは、残念。
 今回は、みんなの本音トーク満載で、なんの葛藤も悩みもない、ほんわかした回でした。小休止ですな。
 いろ~んなことがあったけど、振り返ってみればたった1日の出来事。
 なんだかもう半年くらい経ったような気がします(^-^;)

 突然ですが、ここから先は、本誌の補完話です。


 -・-・-・-・-・-


【夜更けの電話】

 昨日はクリスマス・イブだった。
 風早翔太は、ベッドに横になったまま、天井に目を向けた。
 一向に訪れる気配のない眠りに、何度も寝返りを打ち、シーツは乱れた。
(眠れるわけない!!)
 まぶたを閉じるたび、昨夜一緒にいた黒沼爽子の顔が、浮かんでは消える。
 ケンカして、泣いた顔。
 プレゼントを渡した時の笑った顔。
 そして、初めてキスした時の驚いた顔。
 と、ふいに携帯電話が鳴った。
 こんな遅くに誰が…と思うより早く、脳裏に浮かんだのは爽子だった。
 普段は遠慮して、電話はおろかメールさえ控えている彼女。
 だが、今夜は特別だ。
 彼女も眠れぬ夜を過ごしているのかもしれない。
 人恋しさに誰かと話したくなって、ケータイを手にしたのかもしれない。
 だとしたら、その相手は俺しかいない!
 …そんな考えが稲妻のように一瞬ひらめき、翔太は目にも止まらぬ早業で通話ボタンを押した。
「はい もしもし!」
『あっ 風早ん?』
 期待はもろくも外れた。
 聞き慣れない男の声に、翔太は考えるより早く電話を切った。
「あっ!! つい切っちゃった」
 間を置かず、再び鳴り出す着信音。
 警戒しながら通話した翔太の耳に、猫なで声が響いた。
『ひどいじゃあん 切っちゃうなんて~~ オレオレオレ!ケン』
 ピッ。拒絶の通話オフ。
「あっ つい」
 懲りずにリダイアルしてくる相手の正体は、すでに判っている。やむなく翔太が折れた。
「…もしもし 悪かった 悪かったって!!」
『風早ってけっこーやりたい放題だよね …なんかけっこーわかってきたかも』
「夜中の2時半に電話かけるほどじゃねーけどな」
(ま でも なにげにこいつも本音喋れる 相手なんだよな)
 だがそこは言わないでおこう。相手がつけあがるだけだ。
 電話の相手・三浦健人のことを、翔太は一方的に敵視していた。
 ケントが爽子に横恋慕していると疑っていたから。
 でもそのおかげで、ケントには本心をぶつけてこれた。
 わだかまりが消えた今、こうして悪態をついている自分が、なぜか可笑しい。
 ケントの恋人自慢につき合わされながら、明日爽子に電話しようと翔太は決めた。
 予定表は真っ白。
 彼女がとびっきり喜んでくれるような計画が、頭の中にぎっしり詰まっている。
 楽しい冬休みは、まだ始まったばかりだ。


 -・-・-・-・-・-

 …しかし、またしてもあやねたちに先を越される風早であった。ちゃんちゃん。
 さっさと爽子のアポを取りなさいね。寝ぼすけ王子。
 

テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2012/11/13(火) 00:00:00|
  2. 君.に.届.け
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