海の底から

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HUNTER×HUNTER 32

 ゴトーさん・・・。* ゚ + 。・゚・。・(´;ω;`)
 
 
【あらすじ】

 重体のゴンを救うべく、キルアはアルカと共に病院へ向かう。
 一方、ハンター協会会長選は、レオリオを含めた4人が最終候補に。
 各人の思惑と野望が絡む、選挙の行方は…?

【感想】

 No.339の「静寂」でハッピーエンドかと思ってしまいました。
 この物語のラストは、ゴンがジンを探し当てて、「ヤア」「ヨオ」と挨拶を交わして、おしまい…ってなんとなく思ってたので(^-^;)
 今までひた隠しにしてた切り札(ゾルディック家のアルカやジンのことまで)をどんどん出すから、ほんとに終わるのかな~とヒヤヒヤしました。ちょっとね。
 でもまだ終わらないよ。ネテロ会長の息子が出てくるし、パリストンは裏でごちゃごちゃやってるしね。
 それにクラピカ!
 花で飾られた祭壇に捧げられた緋の眼。仲間の眼 奪還は順調のようだけど、なんで連絡無視するの?
 もしや誰かに命を狙われてる…?まさか、幻影旅団と遭遇…? ちょー気になるー!

 …と、感想を並べても何がなにやら。物語が重厚すぎるH×H、順を追って書いてみましょう。

 まずはゴン。
 父親・ジンと涙の再会(?)を果たしましたね。
 会長選も、ゴンの一言で決まっちゃいました。
 やるべきことを、やるべき時に、やるべき順番で、ビシッときめてくれます。さすが主人公。
 ゴンはジンのこと、友達というか、仲間と思ってるみたいですが、
またぶっとばされっぞ!!」
とジンに言われ、困ったように笑うシーンは、親子の情を感じました。
 おそらくジンは、カイトやいろんな人から、ゴンこと聞いて、知ってたんですね。
 ジンに育ててもらえなかったことを、ゴンはうらんでいないのに、ジンが引け目を感じて逆ギレするから、しょーがないなあって感じで笑うゴンが、ちょっと大人に見えました。

 お次はジン。
 連載当初は、“幾多の偉業を成し遂げた、伝説のハンター”というイメージでした。
 それが今回、見事に覆されました。やんちゃ坊主か、お前は。
 何で変わったんでしょう?
 3.11の影響か、それともご自身が父親になり、心境が変化したのか、内情を伺い知ることはできません。
 でもまあ、この方が、ゴンの父親らしい。
 それに、読者が1番聞きたかったことをゴンが聞いてくれたので、すっきりしました。
「ジンがほしいものって何?」
「ん~~ 今 目の前にないもの だな」
 さすが大物。ほしいもののスケールが違う。
 大抵の人は、目の前にあるものをほしがるんです。自分になくて、他人が持ってるものを。
 ジンのような、一本筋の通った人物というのは、見ていて気持ちいいですね。
 会長選で、ずるい相手と立ち向かう顔より、ゴンと樹の上で語り合う顔の方が、生き生きしてました。
 ほしいものより大切なものがあるって、いいですね。

 キルアとアルカ。
 とうとうキルアが、やりたいこと、やるべきことを見つけました。
 殺し屋一家に生まれて、暗殺業を覚えさせられて、稼業はイヤだけど、何がしたいのかも分からない。
 しかし、アルカを一生かけて守ると覚悟しました。
 アルカもナニカも、キルアが大好きなやさしい子でした。
 特にアルカ。ずっとナニカとふたりぼっちだったのに、人を思いやることをいつ学んだのか。とても不思議で魅力的な子です。
 これでイルミと全面対決か。
 父親・シルバは「好きに生きろ」と言っていましたが、「あいつは俺の子だからな」と期待してるのも事実。
 とりあえずキルアは、これからアルカと旅を続けるようです。
 ゴンともしばしの別れ。
 ってことは、しばらく出てこないんでしょうか?
 アルカはどうなるの?ナニカはどこから来たの?多重人格なの?願いに限界はないの?能力の秘密をもっと詳しく!
 会長の息子も蟻の生き残りもどうでもいいから、キルアとアルカ出してーー!!ってのが正直なところです。

 アルカは家族を危険にさらすという理由で、ずっと幽閉されていました。
 でもそのおかげで、キルアとアルカ以外の家族は、協力し合い、一致団結してるんです。
 集団を支えるために、いじめられ役を作ると、かえってその集団がうまくいくことがあるそうです。
 アルカはゾルディック家の、かわいそうな生贄にされていました。
 不自然です。このままでは、この家族の歪んだ人間関係は矯正されません。
 想像ですけど、ナニカは、ゾルディック家の 闇 から生まれた 光 なんでしょう。
 すさんだ環境でも、キルアがやさしさを失わなかったのは、アルカとナニカがいてくれたから。
 イルミが、何でも叶えてくれるナニカの能力をあきらめるとは思えないので、キルアたちは命を狙われながら、旅を続けるのでしょうか。
 どう決着をつけるのかは予測不可能ですが、だからこそ、二人のその後が一番気になります。

 カイト。
 唯一、女王蟻の腹から生まれた女の子として生まれ変わってしまいました。
 でも中身は、そのまんまカイト。ややこしい。
 カイトとコアラの兵隊蟻が語るお話、重かったけど、響きました。
「魂はおそらく「小さい」が くり返すだけのエネルギーを持っていた」
と言う元殺し屋の蟻は、愚行をくり返すのを恐れ、逃げては悔いていました。
 作者が、死後の世界や魂、輪廻転生を信じてることを踏まえていないと、さっぱり分からない会話ですが、日本人には分かりやすいかと思われます。
 命の永続性。
 人は死んだら仏になるとか、ご先祖の仲間入りをして、子孫を見守ると言われていますよね。
 人間と他の生物の命を、あんまり分けて考えないところもあります。
 アニミズムがベースにあるんでしょうが、神社にご神木と呼ばれる樹や、岩がしめ縄で飾ってあったり、カラスが鳴くからか~えろ、と言われても、変に思わないでしょ?
 森羅万象の中に人間がいて、鳥も魚も草木も蟻も人間も、同じものとして見ている。
 1回しか復活しないキリスト教とは違い、多神教の世界は、多重構造であいまいなんです。
 どっちがいいという話ではなくて、どっちもあっていいんじゃないかと、私は思います。
 カイトが、ゴンやスピンたちと一緒に、コクチハクチョウの舞い飛ぶ朝日を見るシーン、良かったです。

 さて、裏切り者のパリストンと、クラピカの動向が気になります。連載再開はいつかな~?
 

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2012/12/30(日) 15:34:22|
  2. 本&漫画
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