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風立ちぬ 感想1

 映画『風立ちぬ』を観てきました。
 同行の母は「きれいな映画だったね。 特に結婚式のシーンが感動した」と言ってました。

(以下、ネタバレ注意)
 
 
 私は、打ちのめされて、なんの言葉も出てきません。
 美しい飛行機を作ろうとする二郎さんと、彼を心から愛する菜穂子さんは、映画のラスト、ズタズタになって倒れます。
 それでも二郎さんが、前を向いて歩いていく姿に打ちのめされたのです。

 菜穂子さんは飛べない小鳥です。 今までの宮崎ヒロインのような快活さはありません。
 自分がやりたいことをがむしゃらに頑張るのではなく、苦しみを我慢するでもなく、ただ二郎さんのそばにいよう…と、それだけだったから、泣けました。

 内容については公式HPの「企画書」の通りなので割愛させて頂きます。 

 そうそう、自分の住む街が出てきたのには、非常に驚き、また嬉しくもありました。 とんだサプライズ♪
 そうか、二郎さんはテスト飛行のために、こんな岐阜の田舎まで来てたのか(笑)
 今は航空自衛隊の基地になって、軍用機が毎日のように訓練飛行をしています。
 たとえ戦地へ赴くことがあっても、誰も殺さず、自衛のためだけに飛んでてほしいものです。

 もうひとつ、「創造的人生の持ち時間は10年」というカプローニさんの台詞も印象的でした。 それで思い出したのが以下の文。↓

「ブルックナーが42歳で第一交響曲を完成してから最後の第九交響曲を未完のままで残すまではほぼ30年。これはモーツァルトがケッヘル一番のピアノ小品を6歳で書いてから《レクイエム》を未完のままで残して夭折するまでの期間とちょうどおなじなのである」 (『音楽と音楽家の精神分析』福島章 著 新曜社)

 福島さんは音楽家の活動期間を30年と書いてますが、実際の創作活動(←いろんなものを吸収して、アイデアがワーッと湧いてくる時期)はもっと短かったろうと思われます。
 35歳で亡くなったモーツァルトは、持ち時間を一生懸命生きたから、短い生涯であれだけの名曲が残せたのかな? とすると、夭折ではなく天寿を全うしたのかな?

 宮崎さんは「たぶんみんなそういう10年をどっかでもっているんだろうと思っています」(パンフレットより)と言っています。
 二郎さんと菜穂子さんは、時間を大切にしながら精一杯生きたんだな。
 

テーマ:映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/07/20(土) 16:50:32|
  2. アニメ>ジ.ブ.リ
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