海の底から

備忘録

恋愛的瞬間 感想

恋愛的瞬間 (1) (小学館文庫)恋愛的瞬間 (1) (小学館文庫)
(2002/01)
吉野 朔実

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 読んだどーっ。
 久しぶりにがっつり漫画読んで、ガツンと衝撃くらいました。
 いやー、漫画好きで心理学好きな人間が、どうしてこの作品を知らなかったのか、ああ不覚。 深く恥じ入っております。
 教えてくれてどうもありがとうございます(*´▽`*)


 ――― 心理学博士・森依 四月(もりえ しがつ)の元には、様々な悩みを抱えた人がカウンセリングにやってくる。
 彼の専門は「恋愛」。
 恋には、人の心を明るく照らし、闇へと突き落す作用がある。

 誰もが陥る可能性のある不可解な体験。
 へたをすれば精神病か、人生の落伍者になりかねない危険に満ちた関係。

 森依先生は、そんなクライアントのままならぬ心を解きほぐす。―――
 
 
 一気読みして思ったのは、人間ほど恐ろしい生き物はいないなぁということです。
 恋人を振り向かせるために浮気したり、ストーカーしたり…そこまでするか?
 でもそれほど怖がらずに読めたのは、作者が のたうち回って苦しむ彼らを哀れんでいるから、かな?
 恋愛にまつわる悲劇は、誰にでも起こりうることだから。
 それと、私が心理学について少し知っているから、冷静に読めたのかも。 10代の頃読まなくてよかったかも(^^ゞ

 そもそも心理学に興味を持ったのは、自分の心を知りたかったからで、おそらく作者も同じ理由だと思います。
 私って何?
 何で生まれてきたの?
 何のために生きるの?
 どう生きればいいの?
 そういう根源的な問いに一度取り憑かれたら、もう頭から離れません。
 そんなこと知らなくても生きてる人は大勢いるし、そう出来れば、それに越したことないんですけどね。 
 
 「第12話 秘密と嘘」で、森依先生と女の子がやっていた、物事を色で表す心理テスト、面白かったです。
 『秘密には力がある それが秘密である限り』ってのも、ズシッと重く響きました。
 このお話だけ、子どもが出てくるのが印象的でね。
 この子にとって、父親の秘密がどれほどの脅威であったか、想像するだけで恐ろしい。
 昔の私なら、浮気した父親と女の二人を散々なじってたでしょうけど、今はそう簡単には割り切れません。
 人は、相互依存で成り立ってるから。
 「第17話 眠り姫」も面白かったです。
 自意識過剰な妄想狂だと思い込まされていた遊馬(あすま)ちゃんが、自分のコンプレックスから逃げずに戦えて良かった、ハルタくんはバカだけどいい奴だから、彼と結ばれて良かったです。
 

テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2014/04/21(月) 00:07:03|
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