海の底から

備忘録

ときめきトゥナイト 真壁俊の事情

ときめきトゥナイト 真壁俊の事情 (りぼんマスコットコミックス)ときめきトゥナイト 真壁俊の事情 (りぼんマスコットコミックス)
(2013/08/09)
池野 恋

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【内容】

 魔界生まれの江藤蘭世が、人間界の男の子・真壁俊と恋をして結ばれるまでを描いた『ときめきトゥナイト』の番外編。
 今だから語れる、真壁君視点の物語。
 あの時彼は、蘭世のことをどんな風に思っていたのでしょう?
 
 
 完結以来15年ぶりの最新刊とは、あまりの懐かしさに涙ちょちょぎれましたわ。
 これが読みたくて、毎月りぼんを買い続けたものです。

 蘭世編 連載時は、私が最も漫画に熱くなっていた小学校高学年~社会人の頃にあたるんです。
 いや、蘭世編が好きだったから熱かったのかも…今となっては、どちらか判然としません。
 それだけに、キャラの裏話を知ると、夢中で読んだ思い出を壊しそうで躊躇してましたが、手を出しちゃいました。

 と心配でしたが、面白かった!同窓会気分で読めました。
 懐かしいキャラが総出演で、まるで旧友と再会したみたいでした。

 構成は、真壁君の成長に合わせて話が進む全8話↓

 「0歳」…真壁君と母親の華枝(ターナ)さんが、人間界に追放された直後のお話。
 「5歳」…真壁君と神谷曜子の出会い。
 「10歳」…真壁君の小学校生活。
 「12歳」…真壁君とボクシングの出会い。
 「14歳」…真壁君と蘭世の初めての出会い。
 「15歳」…真壁君が転入生の沙梨と一夜を過ごした時のお話。
 「18歳」…真壁君と弟・アロンの人間界でのお話。
 「18~21歳」…真壁君が蘭世にプロポーズするお話。

 いや~懐かしい。
 真壁君と蘭世だけでなく、脇役も大勢出てくれて楽しい。
 死んだはずのダーク=カルロまでw
 しかも幽霊となって、真壁君にダメ出しとか、無茶にもほどがw

 すでにコミックスは手放したし、なるみ編以降は雑誌も買わなくなったのですが、蘭世たちのことはちゃんと覚えていました。
 なので、読むのに不都合はありませんでした。
 すっかり距離を置いていたはずですが、しっかり記憶してるもんだなぁ。

 硬派な不良を気取ってるくせに照れ屋で不器用で、本当は一途に蘭世を想っている優しい子なのに口が悪くてクールを装ってしまう…という、女の子の理想を具現化したような男の子ですよね、真壁君って。

 そんな彼を描くのに、作者も孤軍奮闘していた模様。
 「あとがきにかえて-制作うらばなし-」で、
 『あの当時は 俊のイメージをくずさないことが鉄則でしたから(自分の中で)』と仰っていました。

 …少女漫画の男の子は、いつまでも憧れの王子様でいなきゃいけないんですね。
 どうりで、連載が続くにつれ、真壁君が硬直化していったわけだ。
 読者の期待を裏切ってはいけないとはいえ、ほとんど予想通りのリアクションしかしなくなって、終盤はつまらなく感じました。

 私は、人間を描く以上、心の成長、深化がないとおかしいと思うのですが、 多分こんな意見は少数派なのでしょう。
 10代といえば、少年から青年へ、1番変わってゆく時期だろうに。
 男の子が成長出来ないのは、少女漫画の致命的弱点ですね。 女の子はどんどん変わるのに。

 いつの間にか作品を読まなくなったのは、キャラより自分の方が年を取ったからでしょう。
 今読んでる少女漫画は、カンペキ大人の目線で見てるもんな。 キャラと同化して、感情移入はもう出来ません。

 それでも、雑誌の発売日にワクワクしながら本屋へ急いだあの頃の気持ちは、今も大事な思い出です。
 作者には、描いてくれてありがとうと伝えたいです。
 

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2014/09/21(日) 16:46:36|
  2. 本&漫画
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