海の底から

備忘録

森の思想

 NHKスペシャル『追跡 「イスラム国」』を見ました。
 カリフを名のる謎の指導者アブバクル・バグダディ容疑者が、アメリカ軍によって拘束され、収容先の施設で出会った過激派たちの影響を受け、暴力的思想を強化していったとは、なんとも皮肉な話。

 あと、イラクやシリアの風景に寒気がしました。
 山も川も田んぼも畑も木も草もない。
 砂漠と油田だけ。

 小麦畑くらいはあるはずだけど、たまたま映らなかったのかな。
 こういう自然の恵みが少ない土地では、人から奪い取らなきゃ生きていけなかったのかな。
 だから暴力的な思想が生まれやすいのかな。

 そうだとしても、イスラム教徒以外の人を全て敵とみなし、平気で殺す彼らの行動は許されることじゃありません。
 しかし、ただ当惑してるだけじゃ話になりません。
 よく知ろうとする努力はしないと。
 怖い怖いといって目をつぶってたら、もっと怖くなりますから。

 梅原猛さんが、『人類哲学序説』(岩波新書)で書いていました。
 日本の国土面積の約三分の二が森林なんだって。
 先進国で、こんなに多くの森が残されてるのは日本だけだろうって。

 だから、自然と共生するって考え方が、自然と身についてるんだろうなと思います。
 他人とは争わず、仲良くやっていきましょうって。
 でもなぁ、こういう思想は、森を持たない人たちには、受け入れてもらえそうにないなぁ。
 共生を強制するわけにはいかないもんなぁ。
 
  1. 2015/02/09(月) 06:00:47|
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