海の底から

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 久しぶりに上天気の朝。洗濯日和だ。
 中部地方は雨と残暑のダブル攻撃で、頭も体もしけたポテチみたいにフニャフニャしてるうちに9月になってた。

 会社の新入社員たちはパワフル全開。
 身近な人間関係やおしゃれのことなど、軽くて浅くて誰にでも通じる当たりさわりのない、つまりどーでもいい話題についてけたたましくおしゃべりしてた。
 フタ回りも年が違うから当然とはいえ、私にもあんなのん気な時代があったんだろうか。昔過ぎて思い出せない。

 同じ部署に配属された19歳のKさんは、将来ひとり暮らしをしようと考えてるそうで、一緒に会社のトイレ掃除をする時ちょこっと話した。
 給料から家に生活費を入れ、当番制で家事もするそうだ。感心感心。
 が、よくよく聞いてみたら、Kさんのお母さんとおばあさんの方が、料理や洗濯などの家事分担率がはるかに高かった。
 どうりで掃除の仕方がぬるいはずだ。どこが汚れてるかも気づかないんだもん。
 こんなんでひとりで生きていけるのだろうか。やっぱりのん気。けどそののん気さがちょっとうらやましい。

 年上のTさんは本が好きで、市の図書館のほかに、隣接する町の図書館にまで足を運んでいる。
 私はこの年まで隣町の図書館なら利用できるってこと知らなかった。 最近はもっぱらブックオフオンラインだったから。
 と言ったら驚かれた。ネットには疎いTさんだった。
 パソコン・スマホなどのネット環境の有る無しは、40代あたりに壁があるようだ。
 よっぽどのことがない限り、この人はこの先もネットとは無縁の生活を送るんだろう。
 ミステリー好きで宮部みゆきや東野圭吾あたりをよく読んだそうだ。今は湊かなえにハマってるそう。
 ほうほう、そのあたりなら少しは知ってると、話は弾んだが、三浦綾子で途切れた。
 「知らない」と言ったら、そこで会話終了。慎み深い彼女はすっと口を引き結んだ。
 共通の話題でなければ話せない、ってことか。
 知らないからこそ教えてほしかったんだが、私の言い方も悪かったな。

 洗い物をしながら思う。
 鍋にこびりついた汚れを金たわしでゴシゴシこすり取るように、心にこびりついた汚れも取れたらいいのに。
 でもそんなやり方では、心が傷ついてしまうね。
 
  1. 2015/09/05(土) 07:59:56|
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