海の底から

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 『NHKスペシャル 老衰死 穏やかな最期を迎えるには』 のメモ。
 
 <老化の仕組み>

 老化した細胞の中で、「炎症サイトカイン」という免疫物質などが大量に作られる。
 それが周りの細胞をも老化させ、「慢性的な炎症」の状態になり、さまざまな機能低下を起こす。
 筋肉の炎症は、運動機能の低下。 死の間際に呼吸が弱くなるのは、肺を動かす筋肉の低下による。
 脳細胞の炎症は、眠る時間が多くなるなど、意識レベルの低下につながる。

 老化(Aging)がもたらす炎症(Inflammation)は、「インフラメイジング(Infiammaging)」と呼ばれ、老いの謎を解く重要なテーマとなっている。

ジョンズホプキンス大学のニール フェダーコ教授(老年医学)
「あらゆる臓器や細胞で変化が起き、慢性炎症によって正常な機能が維持できなくなります。
 それがどう死に関わっているのか、私たちは答えを求めて点と点をつないでいるところです」



 <アメリカ老年医学会による経管栄養についての指針>

 経管栄養(胃ろう・点滴など)は下記の効果があるとされてきた。

 ・ 生存期間の延長
 ・ 栄養状態の改善
 ・ 肺炎・感染症などの予防

 →が、各国の研究によると、いずれも有効性を認められず (重度認知症高齢者の場合)

 この結果から、重度認知症の高齢者には、経管栄養は勧められないと表明した。



 エディンバラ大学のアラスダー マクルーリッチ教授は、
「死が迫った高齢者の脳は、炎症や萎縮を起こし、機能が低下しているため、苦痛を感じることはなくなっている」
と指摘。
「痛みというのは、自分がケガをして対処する必要があると脳に伝えるためのものです。
 しかし、死が近づくと、そのプロセスが引き起こされない場合が多いようです。
 多くの人が、最後の数日は痛みに苦しむことなく亡くなっているといってよいと思います」



 石飛幸三 医師 (芦花ホーム 東京・世田谷区 特別養護老人ホーム)の言葉。
「自然な最期というのが、どんなに穏やかなものかというのを
 また一例教わった、また一例そうだった、 そういうのを繰り返している。
 先に逝く人が、見守る人に、 教えてくれているんだと 思えばいいんだよね。
 受け入れることだと」




 先日、介護施設にいる母が、風邪をひいて38度の熱を出した。
 その際、点滴を受けたが、炎症を抑える薬を点滴している、と看護師に言われた。
 ウイルスによる炎症を抑えるためだろう。
 が、、老化による慢性的な炎症というのもあると知り、衝撃を受けた。
 老化ってなんだろう。
 老化した細胞が、慢性的な炎症を起こすための物質を作る。
 生き物は自ら死に至る。それが老衰。
 私は死ぬのが怖い。
 たとえ痛みや苦しみは感じないと聞かされても、死ぬのが怖いことに変わりはない。
 食べること・動くことに何の苦労もない壮年期の私には、老年期の母を見守るのは辛い仕事だ。
 しかし、いつ来るか分からない最後の時を、安らかに、穏やかに迎えられるよう、尽くさねばならない。

 
  1. 2015/09/25(金) 06:42:44|
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