海の底から

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 最近読んだ漫画。


『進撃の巨人』 18巻 諌山 創 著 講談社

 タイトルに“進撃”と付いてる割には、進むべき目標も、撃つべき対象も不明のまま、早や18巻。
 敵の正体も動機もはっきりしないまま、読むほど深まる謎に引き込まれつつ、どうやらクライマックスが近づいてきた模様。

 主人公の家に真相が隠されてるらしいのに、いまだ辿り着けないもどかしさは、ラダトーム城から竜王の城が見えるのに遠回りしなければならない苛立たしさに似ている。
 なのに読まずにいられないのは、根本的に人が物語好きで、しかもミステリー好きだからなんだろう。
 提示された謎が、次第に深まり、やがてどんでん返しが起きて、すべて解決→大団円!
 …となってくれるのを超期待しながら、ヤキモキしつつ読んでいる。

 エレンとミカサはどうなるんだろう?
 地下室には何が隠されてるんだろう?
 ライナーとベルトルトの真意はなんなんだろう?
 アニやマルコ、ユミル、秘密を持ったまま放っておかれてるキャラはいつ再登場するんだろう?
 ここら辺の謎はまた明かされなかったけど、鎧の巨人と獣の巨人はやっと出てきた。
 おお、いよいよ最終決戦か!?
 となったところで、19巻へ続く!
 …というパターンもすでに慣れっこさ。
 でもあんまり待たせないでね。


『レベレーション -啓示-』 1巻 山岸凉子 著 講談社

 ベテラン漫画家・山岸さんの最新作は、なんとジャンヌ・ダルク!
 フランスのみならず、世界中で知られている悲劇の少女。
 『進撃』と違い、その行動も結末も知られている実在の人物を扱うからには、謎で引っ張るわけにはいかない。
 でもジャンヌ・ダルクは謎の多い人物なので、想像の余地が大いにある。 漫画で表現するにはうってつけだ。
 しかし、この作者に人間心理を描かせたら、誰も真似できないほど むごくえぐるので、気を引き締めて読んだ。

 1巻は、ジャンヌが神の声に導かれるまま、生まれ故郷から旅立つまで。
 物語は、火あぶりになる直前のジャンヌが、自分の過去を思い出す流れ。
 いきなり処刑台から始まって泣きそうになった。
 だって、史実を知ってたらジャンヌが殺されるなんてひどすぎるって誰でも思う。
 何も悪いことしてないのに……殺さないでほしいって願ってしまう。
 処刑されたのは替え玉で、彼女が生き残るお話もあるけど、今作はどうなのか。
 ちょっと気にしつつ続き乞う。 連載誌はモーニング? 月刊誌か。 漫画喫茶で読んでこよかな。

 本の帯には、
“果たしてこの世に正しい戦争というものはあるのか――”
 と書いてあった。
 彼女は、神の啓示に従い、フランスの百年戦争を終わらせた英雄だけど、裏を返せば、神の名をかたって、敵国の兵を殺した。
 戦争を始めた偉い人は、必ず、相手が先に攻めてきた、相手が悪い、だから倒さねばならないという。
 そのたびに神に祈るんだから、神様だって困るよ。
 人間は、自分を正当化することで、どこまでも残酷になれる。
 そこに野心や権力が絡むとどうなるか。
 漫画だから安心して読めるけど、人間って恐ろし。
 
  1. 2015/12/30(水) 14:50:34|
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