海の底から

備忘録

YOI語り

 本編終了後3か月以上が経ちましたが、今なお熱冷めやらぬYOI。
 現在進行形でヴィクトルと勇利にドハマり中です。
 二人がハッピーエンドを迎えられて本当によかった。
 というわけで、DVDを見返したり特集を組んでる雑誌を買い集めたり、ピ〇シブに載ってるマンガや小説を読みまくっています。
 で、とうとうとら〇あなにも手を出して、届いた同人誌に狂喜乱舞。
 眠気も吹っ飛びそうな勢いで浮かれてます。 いや寝るけど。 少し熱を発散させたい。
 

 
 いわゆるBLものって興味なかったんです。 知らなくても生きていけたの。
 それがどうよ。
 題材がフィギュアスケートというスポーツで、キャラが均整のとれた美しい身体をしていて、師弟愛を前面に押し出してて、それがとても自然だったので、抵抗なく見ていられました。
(すごいアニメですよね、ハグもキスもプロポーズまでしてるのに、あくまでもプラトニックな表現を貫き通したんだから)
 これでも「日出処の天子」の厩戸王子と毛人や、「風と木の詩」のセルジュとジルベール、「トーマの心臓」のユーリとエーリク(とトーマ)を夢中で見ていた世代ですから、もともと素地はできてたというか…あれ、興味なかったんじゃなかったのか。 自分はノーマルCP好きと思い込んでたのかも。
 他にも「銀河鉄道の夜」のジョバンニとカムパネルラの関係も好き。 あれこそソウルメイトと呼ぶべき深い絆で結ばれた二人でしょう。
 ただ、彼らはみんな、別離の憂き目にあうんですよね。
 だからなんとなく、同性同士の結びつきっていけないことだと、そんな風に思ってました。 自然の摂理に反する、神様に罰せられるって。
 それがどうよ。
 勇利が悩んだ末の結論に、やはり二人も別れてしまうのかと、悲嘆に暮れた11話からの、逆転サヨナラホームラン。
 時代の変化に驚きつつも納得ずくのフィナーレに涙が止まりませんでした。
 本当に時代は変わったなぁと思います。 人々の意識が、このままいい方向へ流れていけばいいなぁ。


 文芸評論家の清水良典さんが、やおいの二次創作について、こんなことを書いていました。(長いけど引用)

やおいとは、女子が自らの性から離れて、決してなり代わることのない男性同士の性的ファンタジーを記号的に愉しむという表現である。 それはいいかえれば、女性が男性にとって性的対象である自らの性を拒絶することに他ならないわけだし、また男子向けのアニメを素材にやおいの二次創作をすることは、男子世界の完結性を女子たちがゲリラ的に侵犯し書き直すということにほかならない
 (『あらゆる小説は模倣である』 幻冬舎 より)

 前読んだ時はピンと来なかったことが、今は実感として判ります。
 男子フィギュアを扱った作品ですが、女子キャラもいて、アスリートらしいスレンダーな体をしています。 これってアニメの世界ではすごく珍しいことだと思います。 (例外は勇利の幼なじみの優ちゃんか。 でも3人の子持ちで、母性的な女性として描かれています)
 女性が男の欲望にさらされない世界なんです。
 だからYOIは、肩の力を抜いて、とても気楽な気持ちで見ていられました。
 スタイル抜群で胸の大きい女性が出てくる作品ばかりだもんな、マンガやアニメやゲームって。
 それが当たり前で、その考えに毒されて、実はずーっと引け目を感じていたのに、見て見ぬふりをしていました。 自分と比べられてるようでとても嫌だったことに気づかされました。
 BLにはこんな効用があったんだなぁ。 新しい発見です。
 
  1. 2017/04/06(木) 00:58:59|
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